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JASC BLOG
第58回日米学生会議 ブログ
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CATEGORY : 58thJASC実行委員会コラム
「日米学生会議 - why not?」 by 島村明子
DATE : 2005-11-13-Sun  Trackback 0  Comment 2
ケネディーはいつしか、こう言った。

“Few will have the greatness to bend history; but each of us can work to change a small portion of events, and in the total of all those acts will be written the history of this generation.”

「歴史を曲げられる人はほんのわずかしかいない。だが我々一人一人が世界で起こっている事の一部分を、少しずつ変えようと努力し、皆で力を合わせることで、この時代の歴史として我々の言動が残るであろう。」

 日米学生会議の創立者や参加者たちは、まさにこの名言を体現し、歴史を創り上げてきたのだと思う。
 
 満州事変以来悪化しつつあった日米関係の信頼を回復するために、日本の学生有志は1934年に日米学生会議を創設した。彼らは、このまま日米関係が悪化するのを見つつ、いても立ってもいられなかったのである。彼らは、日本政府の意思と能力に限界を感じ、自分たちで何かしなければという問題意識を持っていた。その情熱があったからこそ、2週間も船に揺られて渡米し、日本初の学生交流団体を創設したのであろう。

 私は最初にこの話を聞いた時、すごく感動したのを覚えている。満州事変勃発後、不安定な国際情勢の中で渡米した4人の学生。太平洋の平和を危惧した彼らの強い意志と、社会のためにきっと何かできるという希望、そして実際に行動を起こした彼らの勇気。彼らの描いてきた伝統は70年後も強烈なメッセージ性を持ち、我々に何かを語りかけている。

 日米学生会議は、創設者の「社会のために何かができる」という理念を引き継ぎ、分科会、フィールドワークなど様々なプログラムを通して社会にどのような貢献をすればいいか、どうしたら社会に影響を与えることができるかを考えて実践することを目指す。
 
 「貢献」というのは、日米二国間だけでなく、ヨーロッパやアフリカ、そしてアジアからも世界を見つめて、貧困、戦争、環境、経済や政治など様々な問題に対しての見識を深めることを前提とし、我々に何ができるかを真摯に考えることである。また、考えるだけでなく、個人や分科会や会議という単位などで、会議前、会議中、そして会議後も社会に貢献していくことも目標とする。

 そのために本会議では、ニューヨーク州イサカ、ワシントンDC、オークラホマ、そしてサン・フランシスコなどのサイトで現地の方々との交流やフィールドワークを実施する。また様々な勉強会やプログラムを通じて多様な価値観と背景を持ち合わせる学生が意見を交換し、アクションを起こせるようなプログラム内容を提供することを目的とする。参加者同士の交流により、新たな発見があり、友情が育まれ、対人能力も磨かれ、社会に貢献できる人材が育成されることも目標とする。

 私は、日米学生会議を通して伝えたいことがある。「社会は変えられる。人を幸せにできる。過去の間違いを見ながら、より良い未来は築ける。そして、それはちょっとの勇気と行動力があれば、最初の一歩を踏み出せるのだ。」

 最後に、もう一つだけケネディーの名言を紹介させてもらいたい。

Some men see things as they are and say, "Why?" I dream of things that never were and say, "Why not?" 
 
 今の社会のあり方を見て、「なぜこうなっているのだろう」と嘆く者もいるが、私はまだ実現されていない理想を心に抱きこう言う:「なぜこうしないのだろう、やってみようじゃないか」。

 “Why not”と言って、様々なことに挑戦する意思と勇気を育む学生会議を、皆で作りあげることができれば、と心から思う。

 担当者:島村 明子 (第58回日米学生会議実行委員会)
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コメント

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匿名秋葉系HG | URL | 2005-11-17-Thu 01:29 [EDIT]
島村さんの言葉に大変感動しました。「社会は変えられる。人を幸せにできる。過去の間違いを見ながら、より良い未来は築ける。そして、それはちょっとの勇気と行動力があれば、最初の一歩を踏み出せるのだ。」 と言う部分が大好きです。私も何か一歩踏み出す時、自問を繰り返すばかりで前に進めない事がよくあります。「なんで自分がやらなければならないんだろう?自分にとってどんなメリットがあるのだろう?」
かつてどこかのCMでこんな印象的な言葉がありました。「困っている人がいる。誰が助けたっていいじゃないか。」私はその誰かになる勇気を持ち、今一歩前へ進もうとしています。
永田夕紀子 | URL | 2007-05-19-Sat 23:06 [EDIT]
明子さぁん!
日本とアメリカの関係をリサーチしていたら、なんとこのホームページが出てきました!とても簡潔にまとまっている、素晴らしい文章で、心を動かされてしまいました。
突然で、申し訳ございません…。あと3週間ほどで帰国です。又明子さんにあっていただいて、お話したいです。

ありがとうございます*o*

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