JASC BLOG
第58回日米学生会議 ブログ
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こんにちは!実行委員の唐澤です。

早いもので6月も最後の週ですね。

あと1ヶ月もすれば夏休み、そして私達は、日米学生会議の本会議のために渡米します。
日本での残された準備期間を最大限に活用し、頑張って行きたいです。

さてさて、今回は、6月24・25日に青少年オリンピックセンターで行われましたYDP Japan 2006についてご報告したいと思います。

YDP Japan Networkは、グローバルな課題にユースの視点から取り組むユース団体の包括的で緩やかなネットワークです。現在、北海道から九州まで日本各地から、様々な課題に取り組む53のユース団体が加盟しています。(YDPホームページより抜粋→http://www.ydpjapan.net/

今回行われたYDP Japan 2006では様々な団体が集まり、
①ユース団体が地球的な課題の解決のために果たしうる役割を知る。
②コミュニティの果たす役割を明確にし、オーナーシップを強化する。
③ユース同士が出会い、刺激しあう場を提供する。
④具体的な協同事業や行動のインタラクションの場にするミーティングを行う。
などを目的としています。

今回は波多野さんと山田君、また他団体の代表としてECPの安田君と一緒に参加してきました。

私は初めて参加したのですが、「ユースによる市民参加」について、活動も分野も異なる様々な団体の代表者と話合うことで、とても刺激を受けました。
皆で話し合った、「ユースだからできることは何か」「ユースの強みは何か」を持ち帰り、「日米学生会議だからこそできることは何か」、を模索し続けたいと思います。

普段は中々接点がない、地方の団体の活動を知ることができたことも、大変勉強になりました。
特にBest Practice Awards(YDP設立からの1年間で、今後のモデルケースとなるような活動やプロジェクトを紹介し、特に優れたものを表彰する企画)で紹介されたプロジェクトは、どれもそれぞれの団体の特性やユースの強みを活かしたもので、とても参考になりました。

充実した2日間であっというまに過ぎてしまいましたが、
今回お知り合いになった方々との出会いを大切にしていきたいです。

YDPの詳細に関しては、YDPホームページや今後の報告書をご覧下さい。

最後になりましたが、講師の方々、スタッフの皆様に御礼を申し上げます。

担当者:第58回日米学生会議実行委員 唐澤由佳
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CATEGORY : 58thJASC
サロンドジャスクレポート 講演「最近の金融業界」
DATE : 2006-06-27-Tue  Trackback 0  Comment 0
サロンド・ジャスク・レポート

 去る6月15日(木)、東京駅近くのうすけぼー京橋店にてサロンド・ジャスクが開催されました。サロンド・ジャスクは日米学生会議(以下=JASC) のアルムナイ(OB/OGの方)と現役のJASC参加者が交流を深める会で、隔月で行われています。

 その中でも今回は、第25回JASCに参加、第26回で実行委員、第27回で実行委員長をされ、現在は某大手都市銀行で支社長を務める、和田昭穂さんを講師にお招きし、「最近の金融業界」をテーマにご講演いただきました。
 
 具体的には、昨今の金融業界において脚光を浴びる“金融業界の業績回復”、“ゼロ金利政策の解除”、“金融業界の優越的地位の濫用問題”の3つのテーマにフォーカスをあて、お話いただきました。
 
 一つ目の業績回復については、各行が軒並み最高益を出していますが、ようやく不良債権処理が終わり、また景気回復を背景に、過去に積み上げてきた貸倒引当金の戻りが大きく業績回復に貢献しているとのことでした。

 二つ目のゼロ金利政策については、近年当たり前となってしまっているのですが、「通帳のしみ」などと揶揄される超低金利政策がいつごろ解除されるのか、また解除がもたらすであろう影響などについての話でした。まず、銀行側としては、常に低金利の融資で収益を上げにくく、商品の多様化が図りににくい現状よりは、金利が正常な状態に戻った方がビジネスはしやすいそうです。預金者や年金生活者にとっても明らかに朗報となります。一方で、ここ数年のゼロ金利になれてしまっている日本企業は、金利の上昇という圧力に耐え得る財務体質を回復できているかについては疑問も残り、特に中小零細企業では、現時点での金利の上昇が業績に及ぼすインパクトに対する懸念もあるとのことです。また、日銀の福井総裁の事件もあり、ゼロ金利政策の解除は、とりあえずは一時予想された7月よりは多少ずれ込みそうというのが金融業界の大方の予想になっている。いずれにしてもゼロ金利がいつ、どういうペースで解除され、その影響が副作用を含めてどう出るかが、今年の金融業界の最大の関心事だそうです。

 また三つ目の優越的地位の濫用に関してですが、これは最近、ある銀行が融資との紐付きというかたちで半ば強制的にデリバティブ商品を販売したとされ(いわゆる抱き合わせ商法)処分を受けたように、近年、しばしば問題視されている点に対する現状と考察を交えての話でした。私自身、「多国籍企業とビジネスモデル」分科会に所属していることもあって、これらの問題に対して、予防策として社内でのコンプライアンスをいかにして確立していくかなど非常に興味深い点でした。なんといっても、当たり前ではありますが、顧客の企業や消費者に対して、商品の仕組みやリスクを十分に説明し、納得してもらった上で取引することが非常に重要だそうです。
 総括としては、やっとバブル以後、初めて日本の金融業界が“病体から恥ずかしくない姿”に戻ってきたとは言えるようになったそうです。

 また、個人的な関心ごととして、昨今、村上ファンドやライブドアが相次いで不正な利益追求等で、告発されたこともあり、やはり国内の風潮として、物として物流の姿が見えない金融業界において、多額の利益を得ることは日本の文化として根付いていないのかお尋ねしました。やはり、ファンドなどが多額のリターンを求めるやり方は日本では批判の対象になりがちであるけれども、再生企業ファンドなど通常の銀行融資では対応困難な分野に資金を回すことの出来る、必要性の高いファンドに関しては理解をしていく必要があるというお答えでした。但し、村上ファンドなどに関して言えば、大きな力を持ちすぎてしまったのでは、つまり規模が巨額となり市場をマニピュレートするようになったことも批判の要因であるも述べていました。

 今回は、普段、新聞でしか目にしないような金融業界の事情を、現場で働いていらっしゃる和田さんの視点を交えてお伺いすることができ、本当に勉強になりました。深く御礼申し上げます。

 また、今回のような機会を提供してくださったアルムナイの方にも、合わせて御礼申し上げます。ありがとうございました。

担当者:第58回日米学生会議実行委員会 山田 裕一朗
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CATEGORY : JASCerインタビュー企画
第3回JASCerインタビュー 西田尚弘氏 「第34回参加、第35回実行委員」
DATE : 2006-06-26-Mon  Trackback 0  Comment 0
第3回JASCerインタビュー
西田尚弘氏「第34回参加、第35回実行委員」
現職(2006.6):ドイツ証券株式会社 グローバル・マーケッツ本部 証券化商品部長

日米学生会議参加のきっかけは何でしょうか?

 日米学生会議(以下JASC)参加者募集のポスターを大学の掲示板で偶然見つけたのが契機となりました。高校時代に米国への交換留学の経験もあり、グローバルな舞台に挑戦することを望んでいました。迷わず応募・合格することができ、晴れてJASCのメンバーとなりました。

JASCを通して得たものは何ですか?また、それは現在の自分にどのように活きていますか?

 第一に友人です。一ヶ月間寝食を共にした仲間は掛け替えのないもので、最近でも連絡を取り合っています。このような関係は今後も続くのではないでしょうか。JASCで得たことが現在の仕事に直接影響を与えたことはありませんが、自分の「モノの見方」や「考え方」のベースになったと思います。

 学生時代にJASCを経験できたことで、スケールの大きい視野を得られました。「チャンスが来た時に大きな舞台で働きたい」という思いが強くなり、その後の意思決定にも大きな影響を与えました。
 
 また、実行委員としての経験で得た達成感は一生のものでしょう。日本開催(第35回)の実行委員として、訪問サイトの決定から講演会の内容まで、全て自分たちで運営しなければなりませんでした。サイトを選ぶ際に、河口湖まで視察に行ったりもしました。自分で決めたサイトでの成功は大変喜ばしいものでした。

JASCの意義は何であるとお考えでしょうか?
 
 周知の通り、発足当時と私の参加した80年代前半とでは日米関係は大変異なります。JASCに参加することで「なんで日米なんだ?」と考えるようになりました。もちろん、日本にとっては今も昔も、最も重要な外交関係は日米関係です。これは外交のみならず、学会・財界などの各界で社会的に受け継がれている流れと言えるでしょう。

 このような流れの中で、JASCの果たす役割は大きいと感じます。各界で活躍している「モノを見る人材を輩出する場」としての意義も十分にあると思います。またJASCの参加者はたとえスタートが“日米”であっても、そこを基点によりグローバルな視点をもち社会で活躍している方がほとんどだと思います。
 
 第58回のJASCでは Tangible Resultを意識しているとの事ですが、これは会議全体としてのtangible result と、個人レベルのそれがあると思います。70年以上続くJASCの参加者同士の交流や、私たちが会議で何をしたのか、何を得たのか、といったことを社会に対して発信すること自体も会議全体のtangible resultになるのではないでしょうか。また、外交や財界など各界で活躍されているJASC-OB・OGは沢山います。

 宮沢喜一元首相をはじめ日米及び国際関係に貢献されている方も沢山います。学生会議という草の根レベルの活動から輩出された人材は、個人レベルでも日本の社会全体に長期的に貢献していることは間違いありません。このような流れを是非とも続けてほしいと思います。


 本日は大変お忙しい中ありがとうございました。


担当者:第58回日米学生会議参加者 須藤 淳
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CATEGORY : 58thJASC
防衛大学校にいってきました☆ミ①
DATE : 2006-06-24-Sat  Trackback 0  Comment 0
こんにちは、日米学生会議実行委員の波多野です。


さる6月9日金曜日、日米学生会議は防衛大学校を訪問させていただきました。日米学生会議で毎年行っている防衛大学校の訪問ですが、本年度はサマワから帰国したばかりの太田陸佐はじめ防衛大学校の学生の方が尽力くださり、すばらしいイベントとなりました。

☆防衛大学校訪問☆・ 日時:2006年6月9日(金) お天気:雨
・ 場所:防衛大学校
・ 参加者:防衛大学校学生、日米学生会議学生
午前9時を回ったところ、昨年と同じ小雨の降る中、馬堀海岸駅に正装した学生の一群。

私自身はこういうところにはなぜか妙に馴染みのある身なのですが、学生の中にはやはり初めてという者も多く、そわそわと傘をゆらす姿。
バスに乗って勾配の急な丘を登ると整然と防衛大学校がそびえています。平和を象徴する、黄金色の鳩のマーク。

まず太田文雄安全保障・危機管理教育センター長から「日米関係と安全保障」に関しての講義を受けました。

大田氏は防衛庁情報本部長も勤められた情報分析のスペシャリストです。

『「情報」と国家戦略』という御著書もかかれております☆

まず日米学生会議の学生が防衛大学校に事前研修にくる意義と本講義の目的を明らかにしてくださりました。すなわち、日本人の学生がアメリカ人の学生と議論していて一番知識にかける分野、それが「安全保障」。これを補い、アメリカの学生と対等に議論できる素地を身につけることが今回の訪問と講義の目的というわけです。

しかしテロの恐怖や安瀬保障問題が身近なアメリカと比べて日本の学生と安全保障がいかに遠いか、日米の差を実感します。

さらに安全保障のさまざまなレベルの概念と現代に特徴的な安保上の脅威として、テロや海賊に代表される非国家主体のプレゼンスが大きくなっていること、さらに北東アジアにおいては国家脅威(北朝鮮、中国)とのハイブリットが起こっている状況を脅威の程度と蓋然性の2軸をとってわかりやすくお話してくださいました。それに対抗する安全保障の枠組み(自衛、同盟、多国間安全保障)と近年見られる「コアリション」、いわゆる有志連合対非国家主体(or ならずもの国家)の構図があります。

そんな現状の中、今まで「見捨てられ」と「巻き込まれ」の間で揺れてきた日本ですが、日米同盟が現在は片務性から双務性へと移行しつつあり、両国の戦略的統合が進む日米同盟の安全保障傾向のお話でまとめていただきました。

大田陸佐はインテリジェンスの専門家という肩書きからは想像できないほど朗らかで気さくな方で、学生からの熱心な質問にも丁寧にこたえてくだり、大変充実した講義を受けることができました。

太田文雄安全保障・危機管理教育センター長ありがとうございました!
さてこれでアメリカにいっても、たとえ英語だろうがばっちり・・・・かな? 
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CATEGORY : 58thJASC
☆6月9日防衛大学校訪問の感想☆
DATE : 2006-06-24-Sat  Trackback 0  Comment 0
☆第58回参加者菅家万里江さんの感想☆

非常に貴重な体験をしました。私の価値観が大きく変わった一日でした。正直にいうと、この日以前、文学部の私には、「防衛」や「安全保障」といった事柄は関係ないように思っていました。それは、別世界の出来事で、政府高官とか、軍とかそういった人たちだけが考えればいいような問題だと思っていました。(そして、それは、ほとんどの日本人が持っている感情だと思います。)しかし、今回の研修を通して、安全保障が決して他人事ではないということを感じました。自分の安全のた
めに人生をかけて努力してくれている人が、確かに、そこに、存在している。そして、その人たちは、自分と何も変わらない人たちなんだということを知り、自分の無知さが恥ずかしくなりました。ある防衛大生の方が言っていました。「(相手を)殺すのは僕たちだけれど、殺させるのはあなたたちだ。」と。自分の責任の重さを軽んじていた私は、その瞳をまっすぐに見ることが出来ませんでした。そして、その責任
の重さを日本の何人の人が感じているのでしょうか。それを考えると、私たちがこの貴重な体験を通して感じたことを伝えていかなくてはならないと強く思いました。

第58回日米学生会議参加者 菅家万里江
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CATEGORY : 分科会 「文化とアイデンティティー」
☆文化とアイデンティティ勉強会感想(『国家の品格』)
DATE : 2006-06-24-Sat  Trackback 0  Comment 0
こんにちは、第58回実行委員の波多野綾子です。
ばたばたしてたらこんなに報告が遅くなってしまいましたが、
文化RT勉強会の報告です。

☆第2回文化とアイデンティティRT勉強会報告☆

・日時:6月8日
・場所:日米会話学院
・時間:7時~9時半
・文献:藤原正彦『国家の品格』
北川暁大『嗤う日本の「ナショナリズム」』
・特別ゲスト:北川敬三さん(海上自衛官)

この日は文化RTの管家さんがご存知ベストセラー藤原正彦『国家の品格』についてのプレゼンを行ってくれました。

☆菅家万里江さんの感想☆

『国家の品格』が、筆者の主張が明確(かつ極端笑)だったせいか、作品の説明を行っている間に参加者からどんどんレスポンスが返ってくるようなアクティブな勉強会となり、とても意義深い時間を過ごせました。

特に、参加者たちに顕著だった反応は、「武士道の精神は確かに大切だし、面白い。しかし、自由、平等、民主主義といった概念を否定し、武士道を日本人の精神の根幹にすえるべきだという意見には賛成しかねる」というもので、著者藤原氏の理想論的な部分に批判の声があがりました。私が配布した「ネット上で繰り広げられた『国家の品格』に対する賛否」の資料にもその傾向がありましたが、いかに理想と現実のギャップを埋めるかがもっとも大切であり、もっとも克服しがたい難点なのだということを改めて感じました。だからこそ社会矛盾があるのであり、JASCがあるのだということも感じました。

私自身の意見は、確かに国家の品格に述べられている「武士道精神」や、「情緒・形」といったものは確かに尊ぶべきものだと思うが、それの優位性を主張し、パトリオティック(祖国愛)というよりかはナショナリスティック(愛国心)な感情をあおることが果たして正しいのだろうか、というものです。もちろん、ハイコンテクストの文化を持つわが国が生み出した「静」の概念には、憧憬の念を抱きます。(むしろ古来の日本の文学作品とか大好きだし、その根底に流れる「無常観」にも非常に共感します。)「ならぬものはならぬもの」として子供に教育を施すという武士道の概念も必要だと思います。しかし、それを、欧米の作り出した「イカサマ」な自由や平等や民主主義に対峙させ、優位であると説くことは、ローカリズム(お互いの文化を尊重しあうこと)を支持し、精神の美しさを説く作者の主張と矛盾しているように思いました。
そして、この本がベストセラーになった背景には、「自信を喪失する日本人」がいるように思いました。中国や韓国の経済的成長が連日メディアを通じて報道され、「下流社会」「這い上がれない未来」といった不安感をあおるキャッチコピーが電車の中や雑誌の表紙にあふれる中で、自信をなくし、悲観的になった人々が、心の拠り所として、手にしたのがこの本だったのではないかと思いました。「やっぱり日本ってすごいよね!!」そうやって思うことで、自分を鼓舞する、そういった人々がこの本を支えたのではないかと思いました。自己のアイデンティティーを支える、想像された「国」の姿。分科会のテーマと密接する興味深い一例を知ることができ、非常に勉強になりました。

担当者:第58回日米学生会議参加者 菅家万里江
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こんにちは!JASC開発分科会の長崎智裕です。遅れてしまいましたが、6/14
(水)に私たちの分科会が行ったHIV/AIDSに関する勉強会の報告をさせていただきま
す。

先日御徒町の丸幸ビルで行われた勉強会では、
アフリカ日本協議会(AJF)の稲場雅紀さんと、
国際保健協力市民の会(シェア)の山口誠史さんを講師に迎え、日米学生会議のメンバー8人と、オックスファム・ジャパンのメンバー9人が集まりました。
今回は講師のお二人からHIV/AIDSに関して主に市民社会の視点からお話を伺いまし
た。近年深刻化するHIV/AIDS問題へは企業や国家、または国際機関からの働きかけと
同時に、NGOなどの市民社会からのアクターの担う役割が重要なものとなってきています。

始めに、稲場さんからは「エイズの歴史」をテーマに、クイズを交えてHIV/AIDSが初めて社会的に認知された1981年を発端として始まったアメリカにおける社会運動について講義を受けました。HIV/AIDSというとアフリカなど途上国での問題と捉えられが
ちですが、まずは問題のルーツとなるアメリカでの当時の状況を解説いただいたことで、よりHIV/AIDS問題への理解を深めることが出来ました。発見された当初、感染者の全員がゲイであったために、「ゲイの病気」として社会から偏見を受けたことがその後の対策の遅れにつながったことなど、とても興味深い事実に触れることが出来ました。

その後、アフリカでのHIV/AIDS問題について稲場さんに概観をお話していただきまし
た。HIV/AIDS対策の成功例としてウガンダでのケースについて報告を受け、この問題への有効な対策方法を考える上で多くの示唆をいただきました。草の根の活動から政府による積極的な支援まで、HIV/AIDS対策は「あらゆる領域」で、「包括的」に行うことの必要性を感じました。

山口さんからもクイズを交えながら、シェアの行っている南アフリカでのプロジェクトについてお話を伺いました。現地でのパートナー団体と共にどのような活動を展開しているかのお話を聞くことで、草の根の活動の重要性や難しさを感じることが出来ました。特に印象に残ったこととして、先進国のNGOが途上国で活動する場合、現地のパートナー団体の能力強化を行うことが重要だということでした。いずれ現地を離れていってしまう先進国からの協力に頼るのではなく、自分たちの手で問題に対処する力を途上国の人々がつけることが、本当の問題解決へつながるのだと考えました。


およそ2時間の集中した講義を受けた後に行われた質疑応答では、予定時間を過ぎてしまうほど参加者と講師の間で活発な意見交換がなされました。充実した内容の勉強会になったとともに、開発分科会の目指す「開発のグローバル・フレームワーク」に関しても勉強会を通して多くの示唆を得ることが出来たと感じます。

ご協力いただいた講師のお二人と、参加者のみなさんに感謝します。
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CATEGORY : 58thJASC
本間先生によるワークショップ 英語スピーチ編
DATE : 2006-06-23-Fri  Trackback 0  Comment 0
6月20日に本間正人さんによる勉強会が行われました。
春合宿もあわせて今回は三回目!
58th日米学生会議参加者から18人、AIESECの学生4名、その他2名の合わせて24人が
集結しました!
場所はお馴染み”らーのろじーセミナールーム”@本郷三丁目でした。

そして注目の今回のテーマは… 

英語スピーチ!

「JASCに参加するからには、立派に英語でも日本語でもスピーチをできるようになりたい!でもどうやったらちゃんと思いが伝わるスピーチができるのだろう…」そう思っていた私にとって充実した幸せな時間でした。笑いにあふれる和やかな雰囲気の中、一人一人が成長したのではないでしょうか!

今回、事前準備として58th参加者のうち6人が3分間スピーチを書いてきました。
勉強会では6人のスピーチの冒頭が配布され、それをグループごとに編集することを軸としていました。
勉強会の流れは以下のとおりです。
①配布された冒頭の段落を参加者全員が朗読
②本間さんのコメント・「つかみ(観客の心をつかむ)」のアドバイス・その他のスピーチにおけるアドバイス
③グループごとの冒頭文の編集
④グループで書き直したスピーチのプレゼンテーション!

スピーチを書いた6人の冒頭は様々でした。大きく二つのにわけると、まずスピーチの内容を伝える構成派と、体験や観客への問いかけを入れたインパクト派がありました。

実は私もスピーチを書いた人の一人なのですが、先生のアドバイスはまさに目から鱗でした!私はいつもスピーチに自分の体験を挿入する傾向があるのですが、多義性のある抽象語を使わずに具体例を入れるべきだということや、映像が目にうかぶような体験を入れるべきだなどのアドバイスを頂きました!自分でも自分のスピーチをアドバイスのもとに書き直したくなってうずうずしました。

ではでは、せっかくなので本間先生の教えを一部紹介したいと思います。

スピーチの冒頭では観客の心をつかむことが大切です!では具体的にどのように引き付ければいいのでしょうか?
 問いかけをいれる:しかし、一般論的な問いかけではなく、一人一人が身近に感じる質問をしましょう。
 レトリック:有名なスピーチや文学作品の文章をアレンジして使ってみましょう!例えば”To be~,or not to be~”などです。
 常識の逆をいう
 インパクトのある数字:”there hundred fifty-nine!”というようにスピーチに関連する数字をまず言ってみましょう。長すぎる数字はだめですが。ちなみに359には意味はないそうです(笑。
 Personal experiences and feelings:観客が情景の映像が浮かぶようにしましょう! Jokeをいれる:分かりやすいjokeをいれましょう。

そのほかの冒頭文以外のスピーチのアドバイスとしては
 観客が一度きいてわかるように説明する。
 スピーチで一番伝えたいことを一文で言えるようにする。
 指示語(it, that, these)を使うより、同じ言葉をrepeatしたほうがインパクトを与えられる。
 声は高・低・大・小・間・休。
 アイコンタクトを大切に。
 抽象語の意味を具体例で収束させる。
などがありました。

さてさて、各グループが編集した冒頭文のプレゼンテーションがまたまた面白かったです!
コントから始まるグループ、John F. KennedyやMartin Luther King,Jrの”I have a dream”を導入したグループ、McDonald’s にまつわる体験を入れたグループ、など多様な書き直しがあり、みんな個性と才能を活かして書き直していました。

今回の勉強会では本当にアットホームな雰囲気で、笑いに溢れていました。
こんなに集中して楽しみながら学んだのは春合宿の本間先生のワークショップ以来だなぁとしみじみと感じています。幸せでした。
また機会があれば、本間さんの参加型ワークショップにぜひ参加しようと決意しました。大学にも本間さんみたいな魅力的な先生がいたらいいのに…。

今回の勉強会で伝授したテクニックを使って、またスピーチをしたいです!
本会議で是非チャレンジしてみようと思います!


担当者:第58回日米学生会議参加者 池田早希

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CATEGORY : 58thJASC
本間正人氏 ワークショップ in 関西
DATE : 2006-06-22-Thu  Trackback 0  Comment 0
 2006年6月22日木曜日、同志社大学にてNPO学習学協会代表理事本間正人氏をお招きしてのワークショップ、『ディベートとロジカルシンキング講座』を開催しました。

 ワークショップには同志社大学、立命館大学、京都大学などから約40名が参加し、アイスブレーキングからはじまり効率的な英語学習の仕方、ロジカルシンキングの方法についてグループワークを通じて学びました。

 ディベートは1グループ6名で「デート代は男性が負担すべきだ」という命題について話し合いました。ディベートをするために20分間の作戦タイムが用意されたのですが、私はディベートをするのが初めてだったので自分達の意見を考えるだけではなく相手側の意見を予測し、さらにそれに対する反論も考えるということがとても勉強になりました。

 実際のディベートでは賛成側からは「男の人はおごることで自尊心が満たされるものだから男性が負担するのはよいことだ」、「男性がおごったぶんのお金で女性は綺麗になる努力をするのだからバランスがとれている」という意見が、反対側からは「おごってもらうと次に自分から誘いにくくなる」、「デートは楽しい時間を2人で共有するものだからお金も2人で負担すべきだ」という意見が出ました。そのほかにもたくさんの意見が飛び交いとても活発な議論が行われました。

 ディベートを振り返るなかで本間氏から、説得力のある話をするためにはデータを分析し適切な比較をする必要があること、人をひきこむにははじめに常識のウラや質問、個人的な経験などを取り入れるとよいことなどを教えていただき、非常に有意義なワークショップとなりました。今日学んだことを日米学生会議でも生かせるように頑張ります。

担当者:第58回日米学生会議参加者 宮崎あゆみ


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 去る6月13日(火)、活動報告と企画提案のため、実行委員2名と共に某総合商社を訪問し、社員であり、日米学生会議(以後JASC)のOB・OGである方々にお会いしてきました。OB・OGの方が、今でもJASCの活動報告に耳を傾け、親切に私達後輩と接してくださる姿を見て、JASCの連帯感の強さ、歴史の深さと組織の強固さを実感しました。そこに新たに属することになった自分も、今後の行動に自覚と責任を持たなければならないと強く感じました。

 また、私たちが共同で推し進めたいと提案した企画に対し、「JASCに協力することによる、弊社が得るメリットを示してほしい」との現実的なご指導をいただき、私たちが多くの方々からの暖かい目に甘んじることなく、企画の意義・目的・実行可能性を追求していく必要があることをひしと感じました。

 賛助金もいただいている企業を訪問し、今夏の日米学生会議を「自己満足」で終わらせてはいけないこと、多くの方々が私達に「賛助」してくださっていることを日々忘れず、「賛助」していただいた分よりも大きな成果を築き、社会に発信していかなければならないことを実感しました。私達が現在掲げているTangible Resultを理想で終わらせないために、今後も以上のような自覚を持って、本会議に向けた準備を充実させていきたいと思います。

 お忙しい中お世話になったOB・OGの方に大変感謝しています。ありがとうございました。




担当者:第58回日米学生会議参加者 笠井 寛子
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【国家ブランディング】、【パブリックディプロマシー】、【ソフトパワー】、【イメージ戦略】などのキーワードに興味がある方へ、講演会のお知らせです!! ↓

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第58回日米学生会議
National Identity and International Perceptions分科会
勉強会のお知らせ

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【テーマ】「アメリカは日本で広報文化外交する必要があるのか?
    -いかにして若者を引き付けることができるのか-」



【日時】6月27日(火)18時~19時半

【場所】東京アメリカンセンター
〒105-0011 東京都港区芝公園2-6-3 ABC会館10階
Tel: 03-3436-0904
Fax: 03-3436-0900
http://tokyo.usembassy.gov/j/amc/tamcj-locations.html

【パネルディスカッションおよび質疑応答】
パネリスト:米国大使館広報担当公使 William M. Morgan氏
        慶應義塾大学環境情報学部教授 渡辺靖氏
        第58回日米学生会議参加者 佐藤友紀
モデレーター:第58回日米学生会議実行委員 生板沙織

【使用言語】英語

定員に人数が限られていますため、参加ご希望の方は、お手数ですが当分科会兼勉強会の責任者、生板沙織までご連絡くださいませ。
※なお、セキュリティ上の理由により、事前にお申込なき場合は入場をお断りする場合がございますので、あらかじめご了承ください。

Eメールアドレス:SNamaita_JASC58@hotmail.com

皆様のご参加を心よりお待ちしております。


第58回日米学生会議実行委員
National Identity and International Perceptions分科会責任者
慶應義塾大学総合政策学部3年
生板 沙織
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CATEGORY : 分科会 「開発:貧困と発展」
厚生労働省 国際協力室長 金井要先生 訪問
DATE : 2006-06-14-Wed  Trackback 0  Comment 1
こんにちは、開発分科会コーディネーターの国松です。
当分科会は去る6月5日に
厚生労働省 国際協力室長の金井 要 先生を訪問し、「国際医療協力」と「災害時の緊急支援」について、先生の実体験を交えたお話をうかがってきました。
開発分科会メンバーである岐阜大学・医学部3年の安田 立 君に勉強会の様子をレポートしてもらいます。


去る6月5日(月)、我々開発分科会は厚生労働省を訪れ、国際協力室長の金井要先生に「国際医療協力」、「災害時の緊急支援」について教えて頂いた。国際医療協力に関しては、特に援助のプロセスに焦点を当てて話が進められた。
 大まかに言えば、まず相手国からの要求があり(案件の成立)、次に事前調査、概要設計、詳細設計、案件の成立という流れになる。援助というものを飛行機に例えるならば、飛行機(途上国)が離陸する(自立する)ための滑走路を引くのが先進国の役割である。期待通り、飛行機が離陸してくれればいいのだが、そうならないケースも多い。飛行機がまだ離陸する速度に達していないから、継続して滑走路を延ばし続け、それがいつまでも終わらないわけである。ある国で医療スタッフを育てても、収入のいい第三国に引き抜かれ、結局母国の医療水準改善に繋がらなかったケースもあれば、首都に大規模な病院を建てて、それを皮切りに地方の医療も充実させていこうという思惑が外れ、地方から首都に医師が集まり過ぎ、地方の医療が衰退するケースもある。こういった問題を解決する特効薬は無いが、自分の意見としては案件を練る段階で、相手政府とより深くコミュニケーションを図り、予測される事態に対して万全の準備をするということが求められると思う。もちろん言うは易しで、多くの途上国では人口の統計すら整っておらず、どのくらいの物資が必要なのか正確に把握できなかったり、相手国政府から要求はあってもアイディアを出す力に欠けていたりと、一筋縄にいくものではないことは承知している。そこをこれからじっくり考えていきたい。
 最後に、我々のRTの目的の一つとして「貧困解決のために政府や国際機関、NGO等の市民団体、といった各アクターがどのように連携していくべきかを探る」というテーマが挙げられている。これについて、金井先生に質問してみたところ、それはケース・バイ・ケースなので、一般化して言うことは難しいというお答えを頂いた。今回の勉強会ではかなりの知識を得たが、目指すべき方向性についてはまだまだ議論の余地があることを実感した。まだまだ自分達のビジョンは漠然としているが、それでもRT全体として一歩一歩前に進んでいると皆感じているので、これからも批判、アドバイスをしてもらいつつ温かい眼差しで見守って頂ければと思う。そして何よりも、忙しい時間を割いて貴重なお話をして頂いた金井先生に心から感謝したい。
安田 立


金井 先生、お忙しい中お時間をいただき、我々学生にはなかなか得ることができない現場の様子をお話いただきありがとうございました。

日米学生会議は、学生による企画・運営事業ですが、たくさんの方々に支えられて事業が成り立っております。これからも感謝の気持ちを忘れずに、より多くの学生の人生にとって有意義な経験となるよう準備活動に精進して参りますので、ご支援、ご指導よろしくお願いいたします。
国松 永喜
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”遠くて近い国”トルコのことがもっと身近に! 日本トルコ学生会議より
DATE : 2006-06-12-Mon  Trackback 0  Comment 0
日本トルコ学生会議の方からイベント紹介を受けましたので、掲載させて頂きます。

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”遠くて近い国”トルコのことがもっと身近に!

日本トルコ学生会議主催イベント「トルコの日」のお知らせです。

6月24日(土)13:00~19:00
@国立オリンピックセンター
(小田急線 参宮橋駅下車 徒歩約7分)
センター棟414号室
入場無料・入退場自由!

13:30~14:30
・様々な分野でトルコと関わりのある方々によるシンポジウム
  「わたしにとってのトルコ」

15:00~16:30
・展示発表(日本とトルコの食事比較、観光紹介、トルコ語会話講座)

17:00~18:00
・東京外国語大学ベリーダンス部によるベリーダンスショー


問い合わせ:jtsc06@yahoo.co.jp
日本トルコ学生会議HP:http://www.geocities.jp/jtsc06/

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担当者:山田 裕一朗
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☆本間 正人 氏 による国際人育成のためのワークショップ開催 ☆ in 京都
DATE : 2006-06-07-Wed  Trackback 0  Comment 4
☆本間 正人 氏 による国際人育成のためのワークショップ開催 ☆

テーマ「ディベートとロジカルシンキング」

国際社会で活躍するためには、文化背景が異なる相手にもわかりやすく説得力のあるコミュニケーションをとる必要があります。今回は、NHKの英語番組でもおなじみの本間先生が、誰でも参加できるミニディベートの実習を通じ、ロジカルシンキングのつぼを紹介してくださいます。また、TOEICスコアアップにも直結する英語学習法のヒントもお話しいただけるそうです。どうかふるってご参加下さい。

*ワークショップは日本語で行ないます。どなたでも気楽にご参加いただける楽しい参加型のプログラムです。

■日時:6月22日(木) 18:30~21:00 (開場18:15)

■場所:同志社大学今出川キャンパス
    (http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html
    扶桑館409号室
    (http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_campus.html
    
■参加費:無料
*参加希望の方は①お名前、②所属をご記入の上、下記メールアドレスまでお申込み下さい。(先着)
lecture-jasc58-kansai@hotmail.co.jp

■講師略歴
本間 正人 氏 (ほんま まさと)NPO学習学協会代表理事
東京大学文学部社会学科卒業 ミネソタ大学からPh.D.(成人教育学博士号)取得。「教育学」を超える「学習学」の提唱者。帝塚山学院大学客員教授、LCA大学院大学客員教授、(社)日本ユネスコ協会評議員。ビジネス・ラーニングとコーチングのパイオニアの一人。NHK教育TV「実践ビジネス英会話」や企業研修講師(エデュテイナー)などマルチに活動中。近著に「プレイング・マネジャー」(PHP)、「日経文庫セルフコーチング入門」など 多数。

■企画・運営  
第58回日米学生会議
同志社大学経済学部 上田ゼミ


■特別後援:NPO法人 学習学協会

「日米学生会議」は、
主催:財団法人国際教育振興会
後援:外務省 文部科学省 米国大使館 日米文化センター
財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
です。

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第58回日米学生会議
Webサイト: http://www.jasc-japan.com/
公式 blog: http://jasc58.blog33.fc2.com/
お問い合わせ先:contact@jasc-japan.com
同志社大学経済学部 上田ゼミ http://www1.doshisha.ac.jp/~yueda/index.html
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 6月5日午後、山田くんと共に本町にある大阪日米協会を訪問してきました。
 
 一歩足を踏み入れた瞬間、大阪日米協会のオフィス(株式会社竹中工務店大阪本店内)の雰囲気に圧倒されてしまいました。終始緊張しっぱなしだったけれど貴重なお話をたくさん聞くことができてとても貴重な体験になりました。具体的には、大阪日米協会で総領事館や大使館の方をお招きしての講演会を定期的に実施していることや総会のお話など、普段をお聞きすることができないお話をお伺いでき、とても勉強になりました。

 また、第57回日米学生会議の報告や第58回の企画説明をさせていただくとともに、今後、大阪日米協会の企画に実際に日米学生会議の参加者も参加させて頂ける可能性がないかなどもお伺いしました。

 普段の学生生活では、滅多にお会いすることができない方のお話を聞くことができ、すごく有意義な1日でした。日米学生会議のロゴを素敵だとほめてもらえたのもとても嬉しかったです。忙しいなかお時間をつくってくださった黒川さん、須賀さん、池田さん、どうもありがとうございました。

大阪日米協会
http://www.jaso-1946.com/

担当者:第58回日米学生会議参加者 宮崎あゆみ
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CATEGORY : 58thJASCerコラム
三洋電機訪問(勉強会)報告
DATE : 2006-06-04-Sun  Trackback 1  Comment 0
先月中旬、第57回日米学生会議環境プロジェクトにおいて、三洋電機株式会社イノベーショングループ環境推進センター 所長 堀井浩司様にご講演いただいた御礼を兼ねて大東事業所まで、58thJASC参加者の安田くんと尾田さんと一緒にお伺いしてきました。その際の感想レポをご紹介させて頂きます。

また、当日は堀井様、並びに鷲見様にお時間を頂きました。
貴重なお時間を頂き、本当にありがとうございました。

安田 立 感想レポ
 去る5月10日、ECの山田さん(フィッリプ)と、尾田さん(さみん)と3人で三洋電機の大東事業所を訪れた。自分は企業訪問などというものには無縁だったので、一体どんな雰囲気で行われるのだろうか、とワクワクしていた。

 会社の中のイノベーショングループという部署で働く堀井様、鷲見様の温かい歓迎を受け、早速三洋電機が取り組む環境プロジェクトについて説明を受けた。いろいろな話を聞くことができたが、その中でも印象に残ったものを二つ挙げたみたい。
 
 まず一つは、商品の全ライフサイクルで環境負荷の低減を考えているという事。例えば、流通→販売→使用の段階では「省エネ」を考え、使用→廃棄の段階では商品に含まれる「化学物質の管理」をする事で環境汚染を最小限に抑えようとしている。回収・リサイクルの段階でもより効率の良い再資源化を試み、技術開発→製造の段階では太陽電池やエネループに見られるような環境を配慮した商品の開発を行っている。商品のライフサイクルを通して環境負荷の取り組みを行っているという発想はかなり新鮮であった。
 
 二点目であるが、「エネループを250の小学校に配って、環境に対する意識を持ってもらうという活動をホームページで見たが、こういった社会アピールを行って売り上げに効果が現れるまでにどのくらい時間がかかるのか?」という質問をしてみた。例えば、病院等に置く、細菌を取り除くウィルスウォッシャー等の商品は業務用であり、売り上げへの反応は割と早い。一方で、エネループのようにそうではない商品もある。従って、事業戦略と広告宣伝戦略を上手く組み合わせて企業のアピールを行うことが大切というお答えを頂いた。
 
 今までに見たことが無い世界をちょっとだけ覗かせて頂いたが、これを機に企業の果たす役割やビジネスの流れを勉強していきたいと感じた。お世話になった堀井様、鷲見様に大変感謝しています。ありがとうございました。


尾田 亜沙美 感想レポ
 三洋電機株式会社大東事業所にて、環境推進センターの堀井氏と鷲見氏からお話を伺いました。企業訪問は初めてというメンバーもいましたが、お二人ともお忙しい中丁寧にお話をしてくださり、とても和気藹々とした雰囲気の中で行われました。私たちの質問にも答えていただき、それぞれに満足のいく訪問だったのではないでしょうか。

 三洋電機は日経新聞の環境経営度評価でも高ランクに位置付けされる程、環境配慮型の企業活動に取り組んでいて、そのお話は大変参考になりました。現在三洋電機が取り組む環境経営の方針やイメージ戦略、全社体制での取り組みなどについて、またユニークな人事制度についてもお話を伺いました。またCSR活動には上限がないこと、いかに現場の情報を汲み社員に浸透させるかといった、現場の方ならではの貴重な問題意識を知ることができました。さらに近年注目を浴びているクールビズの成果についても具体的な数値と共に効果を説明していただき実感が湧きました。

 欧米ではCSR活動が盛んで、日本は遅れているという事はよく知られています。しかしCSR活動に大切なのは、それに取り組んでいるかということよりもむしろ、その国の風土や社会性を考慮していかに貢献しているかという事だとのお話も印象的でした。技術立国日本としては環境に配慮した技術、製品の開発という点から今後ますますCSR活動を進めていくべきだとおっしゃっていました。本当のところ何もしない事が究極の省エネなのですが、人々の暮らしを豊かにするという理念のもと、企業収益を上げつつ環境に配慮した活動を行う、という二本の柱をいかに両立させていくか、その難しさやおもしろさ、大切さに改めて気付きました。

 CSRについて正しい定義というものが存在しない中、企業がそれぞれ独自の理念のもとで地球環境に貢献していく、という考え方はもはや私たちにとってなくてはならない概念になったのだと痛感しました。

ご協力いただいた方々
三洋電機株式会社
コーポレート革新統括ユニット
環境推進センター
所長 堀井 浩司 様

同じく
環境推進センター 環境推進チーム
マネージャー 鷲見 晋吾 様

この場を借りて深く御礼申し上げます。堀井様、鷲見様どうもありがとうございました。

担当者:山田裕一朗
     安田 立 
     尾田 亜沙美


SANYO訪問写真

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こんな質問をした。

「でもNGOにいて家族を養うのは厳しいですよね」

すると、

「厳しいと言うのではなく、自分で養えるような仕組みを作ればいいじゃない」

国際交流の船旅を企画するNGOピースボートへお話を聞きに行ってきた。

NGOと一口に言ってもその幅は広く、規模も質も千差万別である。ピースボートは日本のNGOの中では歴史が古く、スタッフの規模でも最大級である。

お話してくださったのは、JASCのOGでもあるピースボートパートナーの森下麻衣子さんだった。

NGOが自分のやりたい活動を行うには、常に資金面の問題がある。自らの掲げる活動を持続可能な形で行うにはどうすれば良いか。資金が十分確保されなければ目標とする活動はできないし、安易に外部の資金を頼ると活動の幅は制限されてしまう。そこでピースボートでは独立採算制を取っている。そのために大きくなってしまう参加者の負担に対しては、費用を軽減するボランティアスタッフ制度がある。

5年前、コフィ・アナンが、”From reaction to prevention”という、「紛争を予防する文化」をつくろうと呼びかけた。それ以降、NGOによる平和教育など、市民社会が果たせる役割はさらに大きくなっている。とはいえ政府との距離、イシューそして歴史的文脈によりNGOそれぞれに立場は違う。同じ市民社会と言っても、南北の相違はあるし、エリートと一般大衆との乖離は依然存在する。

「船を出すこと、人と人をつなぐこと」

ピースボートは、20数年前、アジアへの侵略が進出と書きかえられた教科書問題があった。そのときに学生が中心になって直接アジアを周って対話をしようと船をチャーターしたのが始まりである。

世界には様々な人たちがいる。難しい理屈ばかり言っていても行動しなければ始まらない。一度現場を見れば、人を知れば、それはもう自分の問題になってしまう。実際に顔と顔を付き合わせて数ヶ月閉ざされた船で活動することの大切さ。さらにスタッフにも様々な背景を持った人たちがいる。

森下さんは最後にこうおっしゃった。「大学生、特にJASCに参加できる人たちというのは本当に限られている。机の上の勉強も大切だし、アメリカの学生と1ヶ月ディスカッションするJASCの活動もすばらしい。でもそこは狭い世界なんだ。だからこそJASCのみんなにこそクルーズに参加して欲しい。」

「市民参加の発展と非国家主体」分科会でNGOの可能性について考えている。NGOの方の生の声を聞けたことも大変有意義であったが、冒頭の会話にもあるように、一番印象に残ったのは、現実に触れること、自ら行動することの大事さ。ともすれば理論に走りがちで、時にはそれが言い訳がましくなってしまう自分を振り返らざるを得なかった。そして実際にアメリカに行って、日米を語る58thJASCへこれとない励みになった。

担当者:第58回日米学生会議参加者 安田雅治
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「市民参加の発展と非国家主体」RTでは、5月26日ピースボート事務局(高田馬場)に訪問しました。

市民参加の可能性と限界というテーマで、JASCのOGでもある職員の方にお話を伺い、分科会の第一回目のフィールドワークとして、大変有意義な時間を過ごすことができました。勉強会に協力頂きました、ピースボート事務局に皆様に、この場を借りて篤く御礼を申し上げます。

関連URL→ Peace Boat http://www.peaceboat.org/index_j.html

以下は、本年度日本側代表、黄アラムさんからの報告です☆


Peace Boat was our ‘the first site’ for the RT Field Work. Since it was my first time to pay a visit at NGO, I was very excited to see how NGO functions in the real life – I was not very sure about how it would be different from one of those boring ones that I have already encountered in the textbook. However, my expectation did not turn me down – we were warmly welcomed by Ms. Morishita Maiko-san, a young, energetic woman who was very willing to tell us about what Peace Boat is all about.

Ms. Morishita first began by introducing the foundation of Peace Boat. She said that Peace Boat was pioneered by a group of Waseda University students who saw a need in having a ‘conversation’ with people around Asia via ‘Asia Short-Cruise’ in the purpose of achieving peace. Since then, since 10 years ago, the program has expanded its scale and came up with ‘World-wide Cruise’ and was able to have a trip once a year, which now had become one trip for every three months.

1 Amongst many things that Ms. Morishita has mentioned, what impressed me the most was the fact that Peace Boat is solely ran by fees that are paid by the participants. Although conventional NGOs are known as being non-profit organizations, I felt that being an NGO which raises its own fund for its own activities and at the same time carries the burden of its own responsibility was a challenging yet meaningful attempt – this gave me a fresh impression that NGOs in today’s world are no longer bound to the traditional norms of what used to define them. NGOs have begun to take more active voice to carry out their mission in the global society. I perceived Peace Boat as an initiator of this very meaningful act.

Furthermore, Ms. Morishita also mentioned how the roles of NGO had evolved over time – that its influences are no longer limited to non-political agendas. The United Nation’s Secretary-General, Kofi Annan, had once advocated in his speech the importance of creating a culture that prevents war – “from reaction to prevention.” It is expected to see more active participation taken by non-private sectors, such as NGOs, for the stability of civic society. Known as GPACC, Peace Boat has taken a very active role in this agenda, as it had been a Chair for East Asia region last year.

Not having known so much about NGOs and the roles they play, visit to Peace Boat was a truly meaningful experience as I was able to gain a new perception of their overall framework. I felt that the balance of roles between the state and non-state actors should be well managed – as peaceful communities can be realized only when there is a good balance between the two.

担当者:唐澤 由佳 
    黄 アラム
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